お金を貯めるための考え方を身につけよう
貯蓄をするコツ
貯蓄したいけれど方法が分からないとか、貯めるつもりはあっても貯まらないという人は決して少なくありません。
毎日の生活の中では、予測しなかった友達付き合いや飲み会などが入ってしまうことはありますし、街を歩けば自分にピッタリなアイテムを見つけて、つい買わなければという気持ちになってしまう事でしょう。
しかし、貯蓄をするためには強い意志を持っているだけでは十分ではありません。
どうすれば貯蓄できるのかというコツを知ることで、よりスムーズに計画通りの貯蓄ができるでしょう?
毎月のお給料から貯蓄する際には、まず最初に予算設定が必要です。
家賃や光熱費、食費にいくらと細かく予算を決める際に、貯蓄はこの位と決めておくのです。
そして、給料日にはまず貯蓄分を別の口座へ移し、普段使っている口座に残らないように手配しましょう。
そうすることによって貯蓄分は持っていないものと考ええることができ、ある範囲でやりくりしなければいけないという強い気持ちが生まれます。
同じ口座の中でやりくりするのは、賢明ではありません。
必ず別口座を作り、使っていいお金、使ってはいけないお金を最初に分けることが貯蓄に成功する第一歩です。
お金の使い道を色分けしてみよう
お金の使い方を色分けして考えることも、貯蓄する習慣をつける際には役立ちます。
具体的にどんな色分けをすれば良いのかという点ですが、まずは毎月のお給料をざっくり大きく3つに分けてみましょう。
1つ目は、家賃や食費、光熱費など必ず出ていく流動性資金です。
これは、必ず払わなければいけない支出が該当します。
2つ目は、貯金や投資など将来の資産につながる収益性資金です。
投資と貯金をさらに細かく分けても良いですが、まずはざっくり「貯める」ことに特化した色分けをするのが得策です。
3つ目は、旅行に行ったりファッションアイテムを購入する際の資金となる安定性資金です。
使っても使わなくても良いお小遣いのような位置づけとなりますが、旅行の様にまとまった支出をする際にも、貯蓄ではなくここから捻出するのがポイントです。
貯蓄は長期視点が大切
貯蓄はどんな場合でも、コツコツと積み立てる地道な作業が必要です。
それまで貯金できなかった人が一朝一夕に財を成すということは、現実的には難しいでしょう。
毎月のお給料の中からコツコツとできる範囲で貯めることは、1年後にはまとまった金額になるでしょうし、5年後や10年後、また20年後にはさらに大きく増えてくれるはずです。
若い人は、老後資金と言われてもあまり現実味や必要性を感じないかもしれません。
しかし早い時期からコツコツ増やすことによって元本はより大きく増えます。
40代になってから焦るのではなく、20代から少しずつ始めることによって、年齢を重ねてから大満足な生活を手に入れることができるでしょう。