カーシェアはマイカーよりもお得ってホント？

自由に共有できるシェアリング

最近は日本でも、シェアハウスやルームシェア、友人と食べ物などを分け合うシェアなど、随分とシェアすることに違和感がなくなってきましたよね。
シェアの意味は、分担や共用するということ。
一つのものを共有することにより、料金が半額で済んだり、より多く楽しむことができたりと、デメリットは少ないんですよね。

シェアは、正式にはシェアリングといい、ビジネスの世界でも大いに活用されていることを存じでしょうか。
例えばオフィスシェアリング、複数の会社でオフィスをシェアすることによって、高い賃料を抑える事ができます。
また、ワークシェアや、タイムシェアリングシステムなども実施されています。カーシェアも同様で、一台の車を共有するシステムなのです。

カーシェアの概要

利用するお店や病院などが遠方にある場合、また比較的奥まった場所に住んでいる方は、車は生活必需品になりました。
確かに車は便利で、車のない時代では数日かけなければならなかった距離を、短時間で進むことができますよね。
その一方で、車の購入費や維持費などはかなり高額で、車を保管する駐車場代も必要となります。

このようなことから、都心などの大都会では、車を手放す方も随分と増えているようですね。
その一方で、レンタカーやカーシェアを利用する方も増えてきました。
両者の違いは、レンタカーが事前に予約した車を借り、数時間～数日単位で利用するのに対して、カーシェアの場合は特定の車を複数の会員により、ともに共有して利用するサービスという点で異なるんです。

カーシェアのほうがお得

前述したとおり、よく間違えられるレンタカーとカーシェアのシステムですが、全く異なるサービスだということは、お分かりいただけたかと思います。
気になるのは、実際にどちらがお得なのかという点ではないでしょうか。
ではまず最初に、カーシェアの利用方法から見ていきましょうね。

・カーシェアへと事前に登録を済ませ、毎月一定の月会費を支払う。
・スマホなどで、利用したいクルマと、利用したい時間を予約しておく。
・カーステーションで手続きをして利用する。
・借りている時間に応じて費用を支払う。

車を借りて、使用料金を支払うという点では同じですが、頻繁に利用するのであれば、レンタカーよりもお得と言えるでしょう。

カーシェアのメリットとデメリット

自家用車の利用とカーシェアを比べた場合、車両代や税金/維持費や車検などを考慮すると、カーシェアの方がかなりお得感があります。
それでは、最後にカーシェアのメリットとデメリットを見ておきましょうね。
『メリット』
・マイカーと比べて、初期費用が抑えられる。
・乗らない月は、月額使用料だけで済む。
・保険/車検/税金といった維持費が不要。

『デメリット』
・返却が遅れた場合、超過料金の支払いが必要。
・場合によっては、予約していても車を利用できないこともある。
・人気の時間帯やステーションは、予約が取りにくいまたは、利用できないことがある。